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香川、10年目で初の黒字/四国IL経営報告

2016/04/01 10:05

 四国アイランドリーグplus(IL)は31日、2015年の経営報告を行った。香川は2000万円の経常利益を計上。9年連続の赤字が続いていたが、15年は06年の会社創設から10年目で初の黒字決算となった。四国ILの鍵山誠最高責任者(CEO)と各球団社長が同日、高松市内のホテルで発表した。

 15年(15年1〜12月)決算によると、香川の売上高は、NPB(日本プロ野球機構)への選手移籍金や、ドラフト指名選手の育成料などで増額し、前年比21%増の1億1300万円。支出は、北米遠征によるシーズン短縮の影響で経費削減が進んだ結果、前年比21%減の9200万円となった。16年予算も黒字化が目標。スポンサー営業の強化や後援会会員の増加などに努め、売上高9800万円、経常利益は1500万円を見込む。

 リーグ運営会社と4球団合計の売上高は5億5000万円(前年比7%増)。経常損益は1000万円の赤字(前年経常損益1680万円の赤字)。4球団の中では、香川、愛媛、高知が黒字だった。

 四国IL主催の15年の年間観客動員数は8万5958人(144試合)で、前年から7475人減。1試合平均では597人で34人増加した。香川の1試合平均は、243人減の575人となり、16年は1000人を目指す。

 併せてリーグ運営会社の役員人事が発表され、社長の鍵山氏が退任。後任には元データ調査会社社長の森本美行氏(54)が就き、専門のスポーツビジネスの観点を重視した経営に注力する。人事は25日付。

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