天気予報を見る
 
新聞購読申込

プロ野球育成選手の派遣を許可/四国ILなどへ

2012/03/02 09:33

 プロ野球の実行委員会が1日、東京都内で開かれ、各球団が契約する育成選手について今季から、独立リーグの四国アイランドリーグplus(IL)とBCリーグへの派遣を許可することを決めた。これを端緒にプロ野球界と独立リーグ界の交流が一気に進展する可能性もあり、ILの鍵山誠最高経営責任者(CEO)は「一つのハードルを越えられた。NPB(日本野球機構)との垣根がなくなる一歩になればいい」と決定を歓迎した。

 NPB選手の派遣は、ILとBCリーグで構成する独立リーグ連絡協議会が昨春からプロ野球側に話を持ち掛けていた。

 プロ野球側は1球団4人まで派遣が可能で、独立リーグの1球団が受け入れられる人数は最大5人。入団1年目の育成選手は除かれる。シーズン途中からの派遣や途中での入れ替えも可能で、選手の給与はプロ球団が負担する。

 プロ野球側は出場機会の少ない選手に実戦経験を積ませることが可能となり、独立リーグは注目度を上げるなどの効果が期待される。鍵山CE0は「ファンに質の高い野球を見せることができ、選手のレベルアップにもつながる。NPBが給与を負担してくれることで経費も削減できる」と利点を強調。この制度を実行委員会で提案した広島の鈴木清明球団本部長は「お互いにメリットが大きい」と話した。

同じジャンルの記事

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.