(ポートアイランドステークス、2023年10月1日 15:30、L、阪神11R、芝・右外1600m)
10月1日の阪神11R・ポートアイランドステークス(3歳以上オープン、リステッド、芝1600メートル、別定、9頭立て)は、1番人気で吉田隼人騎手とコンビを組んだドーブネ(牡4歳、栗東・武幸四郎厩舎)が2番手追走から抜け出して快勝。2歳時のききょうS以来、2度目のオープン勝ちを決めた。タイムは1分33秒5(稍重)。
3/4馬身差の2着は外から伸びたグラティアス(5番人気)。さらにクビ差の3着には後方2番手から追い込んだエアファンディタ(6番人気)が入った。
ワールドリバイバルが予想通り先手を取り、ドーブネが外からじわっと2番手へ。サブライムアンセムがインの3番手につけて、グラティアスがこれをマークする形となった。勝負どころを迎えても大きな動きはなく、ドーブネは手応え十分でいつでも前をかわせる態勢。ワールドリバイバルを捕らえて抜け出すと、外から追いすがるグラティアスを退けて、先頭でゴールを果たした。この勝利によってディープインパクト産駒はJRA通算2749勝目となり、サンデーサイレンスの記録に肩を並べている。
ポートアイランドSを制したドーブネは、父ディープインパクト、母プレミアステップス、母の父Footstepsinthesandという血統。通算成績は13戦5勝となった。