女優、吉高由里子(35)が2日放送のNHK総合「歴史探偵 光る君へコラボスペシャル」(後9・0)に出演。紫式部(役柄名、まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(1月7日スタート、日曜後8・0、初回15分拡大)の書道指導を担当する書家・根本知氏へツッコミを入れる一幕があった。
番組では「光る君へ」の撮影現場へ潜入したVTRを放送。吉高ら出演者が書いた文字がそのまま劇中に使用されるそうで、紫式部は自筆が残っていないため、書道指導の根本氏がイメージに合わせた筆跡を考案したことを紹介した。
根本氏は吉高について「すごいのは本番が一番うまいのが、驚くところ」と称賛したが、スタジオでVTRを見ている吉高は「全然褒めてくれないのにこんなところで…」とツッコミ。その後も実際に根本氏が筆跡を書き、まひろの文字を解説すると、「やめてくれ、やめてくれ!変なリズムやめてくれ」「それが難しいって言ってんの! 早いのが一番難しいの、タン、タン、タンじゃないのよ!」などと笑いながらぼやいた。
平安時代に左利きで筆を持った人がいないことから、左利きの吉高は半年前から右手で筆を使う稽古を重ねているという。「出遅れてるんですよ」と苦戦していることを明かし、「(書家の)根本先生が現場にいるだけでドキッとする。今日そうだった~!みたいな」と率直な心境を告白。共に出演した俳優、柄本佑(37)も「根本先生がやたら厳しいもんね。口調も人当たりも柔らかいんですけど、求めてくるハードルが(高くて)当たり前のように『もう一回ですね~』って」と吉高に同調した。