NHK大相撲解説者の舞の海秀平氏(55)=元小結=が27日、「かがのとイブニング」(月~金曜後6・10、石川県域)に電話出演。九州場所で12勝を挙げ、来場所の新入幕を濃厚とした十両大の里(23)について語った。
今年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ元アマチュア横綱の大器は優勝決定戦で8日目に敗れた琴勝峰(24)に再び屈し、初の各段優勝を逃したが、「先場所も言いましたけれども、大の里には十両優勝は似合わないですね、小さすぎて。やっぱり幕内最高優勝ですよ」と来場所に期待を寄せていた。
■舞の海 秀平(まいのうみ・しゅうへい)本名・長尾秀平。昭和43(1968)年2月17日生まれ、青森県出身。木造高―日大を経て平成2年、出羽海部屋に入門。同年夏場所幕下付け出しデビュー。3年春場所新十両。同年秋場所新入幕。最高位は小結。幕内通算241勝287敗12休、技能賞5度。11年九州場所で引退。現在は大相撲中継の解説のほかスポーツキャスターでも活躍。