ヤクルトは28日、東京・北青山の球団事務所で、前ソフトバンク・嘉弥真新也投手(34)、前楽天・西川遥輝外野手(31)、前ソフトバンク・増田珠(しゅう)内野手(24)の入団会見を行った。
今季限りで楽天を戦力外となった西川は「もう一花咲かせられたら」と新天地での決意を明かした。外野には球界野手最年長の41歳・青木を始め、残留が濃厚となっているサンタナ、今季51試合の出場にとどまった塩見、少年野球チームの後輩・山崎らライバルが多い。レギュラー奪取へ「空いているポジションがあるとは思っていないので、その中でも頭一つ抜けて試合に出られるようにというところは思っていますし、試合出られないという悔しさを味わったので、もう一度、自その悔しさをバネにやりたい」と意気込んだ。
通算332盗塁をマークし、盗塁王に4度、ベストナインに2度、ゴールデングラブ賞に4度輝くなど実績は十分で、背番号は「3」に決定。「それが期待の表れだと言っていただいたので、それを意気に感じてやろと思いました。背番号に恥じないようにしないといけない」と活躍を誓った。