昨年度に放送・配信された優れたドラマの脚本に贈られる「第41回向田邦子賞」(向田邦子賞委員会など主催)が、昨年放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を手掛けた三谷幸喜氏(61)に4日、決まった。賞金は300万円。大河の脚本が受賞対象になったのは初めて。
東京・渋谷区の同局で会見した三谷氏は池端俊策氏(77)や大石静氏(71)ら日本を代表する選考委員の脚本家5人に囲まれ「こんなに揃うと威圧感がある。脚本家になる前、占い師から『大器晩成ですね』と言われた。今がそのときかと思う」とジョーク交じりに喜びを語った。