ロックユニット、ポルノグラフィティのギタリスト、新藤晴一(48)がミュージカルを初めて企画プロデュースすることが22日、分かった。
8月に東京・明治座、9月に大阪・新歌舞伎座で上演されるオリジナル作「ヴァグラント」。主演は舞台「ヘアスプレー」「RENT」など話題作に出演する実力派、平間壮一(32)と舞台「鋼の錬金術師」を控える注目株、廣野凌大(24)がダブルキャストで務めるなど人気若手俳優が多数出演する。
ポルノ楽曲の歌詞を多く手掛け、他の歌手への歌詞提供など言葉を使ったクリエーティブの才能が高い評価を得ている新藤は、数年前から自身の言葉と音楽で世界を作るミュージカル制作に興味を持ち、2019年秋に企画をスタート。自ら原案を練り始め、演出・脚本担当の板垣恭一氏(59)と協力し、「流浪の民『マレビト』と、彼らに関わる人々が自分の進むべき道を探す姿」を表現。初めてミュージカル楽曲を20曲以上書き下ろした。
プロデュース・原案・作詞・作曲の4役を担うカリスマは「憧れ続けてきた世界に足を踏み入れることになりました。3年越しで練り続けたストーリーに、自分の楽曲たちが演者の皆さんによって舞台で表現される日を僕が一番待ち遠しく思っています」と気合が入っている。