(社会人・大学野球オープン戦、東京ガス5-0明大、3日、明大球場)
俊足巧打でプロ注目の明大・丸山和郁外野手(主将、3年)がオープン戦出場2戦目、東京ガスの右腕・臼井浩投手(27)から2打席連続安打を放った。
「1本目(中前打)は落ちる球、たぶんツーシームだったと思う。2本目(二塁内野安打)は落ちる感じの球に合わせて、とんだところがよかった。前の試合で4打席出なかったので、ホッとした。3打席目を何とかしたかった」
左投げ左打ちで、前橋育英高時代は投手も兼ね最速144キロをマークしたほどの強肩、走れば50メートル走5秒8で甲子園で8盗塁を記録しているスピードスターは、春から大学の最終学年を迎え、主将としてけん引する。
この日は広島、阪神、日本ハムのスカウトが視察。阪神・平塚スカウトは「ミートはしっかりできるし、足と肩は魅力で、守備範囲が広い」と評価した。
試合は、八回に東京ガスの5番・富岡泰宏外野手(23)に満塁ランニング本塁打などが出て、明大は敗れた。