巨人は8日、DeNA8回戦(ハードオフ新潟)に8-5で逆転勝ち。一挙7点を入れた直後、3点リードの七回に2番手で登板した田口麗斗投手(23)が三者凡退に抑え、プロ6年目で初のホールドを記録した。
「ブルペンから緊張感はありました。勝ちを消すことなく、チームのために腕を振ることができました」
貴重な仕事をやってのけた。先頭・宮崎を中飛に打ち取ると、ソトを一邪飛、筒香を空振り三振に抑えた。今季は、オープン戦中から先発として投げていたが、開幕ローテーション入りはならず。ファームで調子がよかったことから、5日の広島戦(マツダ)からリリーフとして昇格していた。
「必要とされていまここに居させてもらっている。期待を裏切ることなく、力を出せるようにしたい」と左腕。これからも、チームの溜に腕を振る。