女優、石原さとみ(32)が14日、ナビゲーターを務める「フェルメール展」(産経新聞社など主催、特別協賛・大和ハウス工業、ノーリツ鋼機 協賛・第一生命グループ、リコー)が16日に始まるのを前に、会場の大阪市立美術館(大阪市天王寺区)でインタビューに応じた。
17世紀オランダ絵画を代表する画家、ヨハネス・フェルメールの作品などを集めた絵画展。昨年10月から68万人を動員した東京展から一部作品を入れ替え、日本初公開の「取り持ち女」、大阪展のみ展示の「恋文」などフェルメールだけで西日本過去最多の6作品を展示する。
音声ガイドも担当する石原はインタビューに先立ち各作品を鑑賞した。「ゆっくり余裕を持って堪能できる感じがいいですね。フェルメールは見てて飽きないし」と強調し、「取り持ち女」については「大阪で見たからかこの人たち、どうなん!?って関西弁で感じた」と告白。「絵が生きてました。一生見れないかもって貴重さが伝わってきて大阪に来てよかった! 本物は見た人にしか分からない。このタイミングを逃さないで」と熱くPRした。会期は5月12日まで。問い合わせは06・4301・7285(大阪市総合コールセンターなにわコール)。