落語家、三遊亭金馬(89)が集中治療室(ICU)に入院していることが24日、分かった。
次男の三遊亭金時(55)によると、金馬は23日午前、東京都内の自宅で呼吸が苦しくなり、自力で救急車を呼んで都内の病院に搬送された。救急車に自ら乗り込み、搬送中は座っていたが、途中で重篤な状態になり、レントゲンで検査したところ、水がたまって肺が真っ白だった。
一夜明けた24日は、当初より容体は落ち着いたという。現在、口からチューブを入れて肺から水を出しており、会話はできないが、意識はあるという。金馬は1998年に心筋梗塞を発症し、6年前に再発して心臓にペースメーカーを入れている。最近も高座に上がっており、入院する妻を猛暑の中で見舞いに行くほど元気だったという。