女優の和久井映見(46)が19日、NHKの情報番組「あさイチ」(月〜金曜前8・15)に出演。自身のデビューのきっかけについて語った。
スカウトされたのは16歳のときで、場所は東京ディズニーランドだった。「できてまだ間もなくの頃だと思うんですけど、(事務所のスカウトの人が)そういう(デビューできそうな)人を探しに。まだ(ディズニーランド)行ったことがないから行ってみようという、その両方の目的を持っていたんじゃないかな」と当時を振り返った。
また「声をかけてもらった時間帯が、花火が上がるような、ちょっともう暗くなっているときだったのと、私がこのときすごく日焼けをして真っ黒だったので、あんまりよく見えていなかったんだと思うんですけど」とジョークを飛ばした。
スカウトされたときの心情を聞かれると、「乗り物に乗りたくて並んでいたので、ひとまず『これ乗ってからでいいですか』と答えた」と笑顔で話した。司会のV6、井ノ原快彦から「怪しいなと思わなかったんですか?」と質問が飛ぶと、「そういうことに関して全く無知だったというか。自分がこういう仕事をしたいなと思っていたものではなかったので、たぶんビックリしたんじゃないかな」と苦笑いだった。
朝の連続ドラマ『ひよっこ』に出演中。共演者の姿を見て「全然違いますね。何もわからなかったですから」と感心した様子。「(私は)目の前のことだけしか考えられなかった」と自分との差を感じるという。それでも「今のほうが、ちょっと引いたところで全体のことも見ながら考えることができるようになったのかなと思う。本当に無我夢中で走ってきたんだなと」とデビュー当時からの変化や成長についても語った。
さらに井ノ原から、「青春時代も仕事仕事でいやじゃなかったか」と尋ねられると、「いっぱい恥ずかしい思いもするし、怒られちゃったこともいっぱいあるし、いやあダメだなあとものすごく落ち込んだりしたこともいっぱいありますけど、現場でいろいろなことを組み立ててやっていくことは嫌じゃなかった」と懐かしんだ。「好きかどうか、まだそこまでのこともわからない感じであっても、決して嫌ではなくて。ずっと続けて、今度はこうしたらいいのかなと思いながら毎日進んできました」とひとつひとつの仕事にしっかりと向き合って試行錯誤してきた結果として、現在のキャリアがあることを強調していた。