タレント、相原勇(49)と大相撲元横綱で格闘家、曙(47)が31日、TBS「今夜解禁!ザ・因縁」(後8・57)に出演。1997年の婚約破棄騒動以来、20年ぶりに顔を合わせ、真相を語った。
友人関係が発展し、交際を始めた2人は96年5月に会見を開き、交際宣言したが、翌97年夏場所で2年ぶりに優勝した曙が一方的に破局宣言。相原は曙から直接別れを告げられず、曙の代理人を名乗る人物から、「横綱のことは忘れてください。結婚はなかったことにしてください」と言われたという。
相原は「あのとき、はっきりと『もう僕たち終わりなんだよ、結婚はないよ』と言ってたら、私もこんなことになってない。直接本人から別れを言われたことがないので、そこはどうしてなのか聞きたい」と話し、曙との対面に臨んだ。
結婚式場の候補地とされた東京都内のホテルで再会した2人。顔を合わせた直後は笑い合っていたが、婚約破棄が話題に上ると次第に険しい表情に。相原が「どうしてあの時、きちんと面と向かって言ってくれなかったの?」と問いめると、曙は「言っていいの? 言っていいの?」と顔色を一変。「俺は『別れた』と伝えたつもりだよ。俺が相撲取れないとき、結婚ばっかり迫られて、なんで励ましてくれないの? とりあえず結婚を置いといて、『がんばりましょう』と何でいえないの。そこで気持ちが切れた」と声を荒らげた。
その後は互いの主張を繰り返し、会話の行き詰まりを感じたスタッフが「お話しされて納得いかない感じですか」と質問すると、曙が「ふざけんな、ボケ!」と激怒し、退席する場面もあった。スタッフの説得で再び席に戻った曙は冷静さを取り戻すと、「自分の中ではもうけじめをつけて終わっていることだし、いい経験というのは失礼かもしれないけど、そういう経験があってからいまがあると思っている」と話した。
相原も「すごいすっきりしている。本当に会えてよかった。堂々と生きていける気がする」と笑顔。この収録を最後に破局騒動には一切触れないと約束した。