ヤクルト・平井諒投手(25)が27日、谷内亮太内野手(25)とともに埼玉・上尾市の上尾市民球場で開かれた野球教室に参加して指導。平井は、来季の守護神候補に名乗りをあげた。
「先発投手がエースを目指すように、(中継ぎで)結果を出し、クローザーを目指したい」と平井。今季は右肩のクリーニング手術を乗り越え、3年ぶりに1軍復帰。33試合で1勝1敗、防御率2・81と復活した。クローザー定着のために狙うのは現在の最速154キロからの球速アップ。「160キロを投げてみたい」と掲げ、トレーニングと一日5食などでの約10キロの増量計画も明かした。
新助っ人右腕のギルメット(タイガース傘下の3A)を中心とするクローザー争いに、割って入る。 (吉村大佑)