(セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦、広島8-7DeNA、広島4勝1敗、15日、マツダ)広島との乱打戦に敗れ、日本シリーズ進出が断たれたDeNA・ラミレス監督は1年目のシーズンを振り返った。
--CSでは1番・田中にやられた
「先頭として特別な選手だったと思う。あれだけ出塁すれば得点されてもおかしくないと思う」
--この日の試合展開は
「負けるとするならば、こういう展開になるだろうと思っていた。6点差から始まったが、最後まで戦い抜けたことはよかった」
--監督1年目のシーズンをどう総括する
「すばらしかった。誰もここまで勝つとは期待していなかった。経験がこのチームをより一層、強くしていくと思う。もう少しの補強があれば長い間、Aクラスで戦っていけたのでは」
--選手には試合後のミーティングでどんな言葉を
「(低迷していた)5月にも言ったが、正面を通って出入りしようと。誇りを持って過ごしてほしいと」
--チームに足りない部分は
「オフェンス面もディフェンス面も伸ばしていかないと。今ある力では3、4位を争うのは可能だが、1、2位を争うにはもう少しの力が必要」
--ファイナルステージでは筒香から快音が聞かれなかった
「プレッシャーの影響ではない。勝負してもらえず、でもチームを助けたいという思いもあり、普段は手を出さないようなボール球にも手を出していた。筒香と勝負してもらえるような、次の(5番)打者が必要だと思いました」