巨人・高橋由伸監督(40)が、21日深夜放送のフジテレビ系「すぽると!」にインタビュー出演した。現役時代を振り返り、松井秀喜氏から刺激を受けていたことなどを明かした。
高橋監督は、「天才」と呼ばれていたことに「『周りから言われている通り、そうなのかもしれない』って一瞬思うことはあるんじゃないのかな、みんなも。でも、それがすぐに打ち砕かれて、やっぱり違うなとか…」と苦笑いをみせた。
長嶋監督からは、本塁打を打ったにもかかわらず叱られたことや、1つ先輩で当時の4番・松井秀喜氏の存在について「差を感じ始めたのかもしれない。だから必死に練習していたのか、し始めたのかもしれない。堂々としているし、何があっても、どんなことにも動じない。常に変わらず、いつもと同じ。僕もそういうふうにしたいし、なりたいなと思っていた」と意識していたことも告白した。
高橋監督は、現役時代の野球選手としての立場について「相手との戦いもありますけど、味方にポジションを奪われる、奪われないというのもあるし、結果を出すために自分との戦いもある。いろんな戦いはあると思いますけど、結局、最後まで不安を持ったままですね。だから最後まで一生懸命練習したし、不安がなくなったことは辞めるまで一回もなかった」と明かした。