阪神・呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)が26日、右内転筋の張りのため出場選手登録を抹消された。残りシーズンはセットアッパーの福原やブルペン待機する能見らベテランが日替わりクローザーを務める。
近年、先発ローテの一角を担う能見は優勝を争った2010年のシーズン終盤に先発の合間にリリーフ登板するなど、フル回転。自己最速の151キロを計測するなど、適性を見せていた。また、長年守護神を務めた藤川(前独立リーグ高知)が2012年オフにメジャー移籍した際の後釜候補にも名前が挙がった。結局、久保(現DeNA)がクローザーに落ち着いたが、左腕は「チームのためになるんであれば」と覚悟をのぞかせていた。