日本バスケットボール協会の川淵三郎会長(78)が、日本代表の愛称にかみついた。現在は男女ともに隼ジャパンで、「女子にふさわしいネーミングにした方がいい。こんなにおかしい愛称はない」と一刀両断した。
サッカー女子代表は2011年ドイツW杯で優勝し、なでしこの名を世間にとどろかせた。「勝ったら一躍有名になる。選手から『他の名前を募集してほしい』といわれたら、チームにふさわしい名前をつけたい」と話した。
川淵会長の改革案に吉田亜沙美主将(27)=JX=は、「もう少し(愛称を)柔らかくしてもいい」と前向き。米WNBAのシアトル・ストームで活躍した渡嘉敷来夢(24)も、「サッカーも男女別だし、変えてもいいと思う」と乗り気だった。