中高年にはなつかしい♪ウララ ウララ…と歌い出す「狙いうち」。ポップな歌いぶりと両腕でハートマークをかたどるなど斬新な振りつけで、今年から都内各地でライブを敢行。若い世代からも熱狂的なファンを獲得しつつある。
名古屋テレビのCSバラエティー番組が昨年、キャバ嬢やモデル約1000人を対象にオーディションを実施。その中を勝ち抜いた4人で、半年前からプロの講師について歌とダンスの猛特訓を受けてきた。
1人ひとりの個性も際だっている。4人のうち唯一キャバ嬢を卒業しているリーダー、一色亜莉沙(25)は東海大文学部中退だ。「大学生の時、42歳のバツ5の男に引っかかって両親に勘当されて…。もう別れたけど、その男と3週間のホームレスも経験したし、男につぎこんだ200万円の借金を返すためにキャバクラで働いたんです」と、過去の苦い体験もあっけらかんと明かした。
佐藤円香(まどか=25)は「キャバ嬢なのに、すぐ男の人に壁を作っちゃう」と悩みを打ち明けると、水輝(みずき)ひかる(22)は「中身がおっさんなので、なかなか女性として見てくれない。私のわがままを聞いてくれる人が好き」とアピール。舞(23)は「悪ふざけで男の人の頭に下着をかぶせるのが好き。変態です」と言い切る。
共通の趣味は競馬という4人。5月からは大阪、名古屋でもライブツアーを実施する。目標は「大みそかのNHK紅白歌合戦です!」と夢を語る一色の瞳はマジ。異色アイドルが紅白にピットインを目指す!