ファイティング原田氏を熱演した市原隼人(左)。右は、原田氏を育てた笹崎たけし氏を演じた片岡鶴太郎
ギャラリーページで見る 俳優、市原隼人(26)が、2月22日放送のフジテレビ系「『黄金のバンタム』を破った男~ファイティング原田物語~」(後9・0)で、日本人初のボクシング2階級制覇を達成したファイティング原田氏(70)を演じることが27日、分かった。
同作は、映画「永遠の0(ゼロ)」の原作者、百田尚樹氏のノンフィクション「『黄金のバンタム』を破った男」を初ドラマ化。1960年代にフライ級とバンタム級で世界王者となった原田氏の生い立ちを描いた。
市原は自身2度目のボクサー役。原田氏から直接指導を受けて撮影に臨み、「原田さんの人生に触れることで、今を生きる多くの方々の魂に火を灯す作品になっていると思う」とアピールした。
また、ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストで日本、東洋太平洋同級1位の村田諒太(28)が、原田氏と同じジムに所属する練習生役で俳優デビュー。村田は「ドラマ出演は今回が最初で最後になるかと(笑)。また機会があるのであれば(演技の)練習をしっかりやります」とコメントした。
放送日はドラマに先立ち、マカオで行われる村田のプロ3戦目を同局系で午後7時57分から生中継する。