社民党新党首に又市征治氏 無投票で決まる

 吉田忠智党首の任期満了に伴う社民党党首選が26日告示され、又市征治幹事長(73)のほかに立候補の届け出はなく、無投票で新党首に決まった。任期は2月の党大会から2年間。後任の幹事長には吉川元政審会長(51)の起用が有力視されている。

 又市氏は自治労富山県本部委員長などを経て平成13年の参院選で初当選し、現在3期目。党参院議員会長や副党首を歴任した。

 党首選は当初、吉田氏の無投票3選が見込まれていたが、吉田氏は自らが非議員であることを理由に出馬を固辞した。12日の告示日には立候補の届け出がなく、26日に再告示された。

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