エイプリルフールのSNS投稿から本当に商品化 亀田製菓が激辛「つらターン」販売開始

亀田製菓の限定販売商品「つらターン」(同社提供)
亀田製菓の限定販売商品「つらターン」(同社提供)

大手菓子メーカーの「亀田製菓」(本社・新潟市)は、同社の人気商品「ハッピーターン」の関連商品「つらターン」(35グラム、参考小売価格は120円前後)の販売を1日から期間限定で始めた。昨年のエイプリルフールにSNSで投稿した内容がユーザーの反響を呼び、今度は本当に「商品化」が実現した。同社は「エイプリルフールにぴったりな遊び心の詰まった新しい『ハッピーターン』」としている。

ハッピーターンのX(旧ツイッター)の公式アカウントは昨年4月1日、「亀田製菓から『つらターン』が登場」といった内容を投稿。当時はエイプリルフールの〝ネタ〟ではあったが、好感度を示す「いいね」は4万を超え、リポストも1・2万に達した。

リプライ(返信)には「実際に発売してほしい」「どんな味か気になる」といった声が相次ぎ、商品化への要望が続出。こうした声を受け、同社では開発に着手したという。

同社によると、「つらターン」というネーミングは、「つらい」の意味で用いられる若者言葉「つらたん」から着想を得た。激辛を表現するのが大変難しかったといい、試作回数は他の商品の約10倍を超えた。「ものすごく辛い商品なので、チーム内での試食評価の際は大変で、作成の過程もまさしく…つらターンでした」(同社)だったという。

つらターンは5月末までコンビニエンスストアなどで販売される。

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