維新、下地氏の除名撤回「復党や公認予定はなし」 IR事件で中国企業から現金

下地幹郎元衆院議員(斎藤良雄撮影)
下地幹郎元衆院議員(斎藤良雄撮影)

日本維新の会の藤田文武幹事長は6日の記者会見で、下地幹郎元衆院議員に対する除名処分を撤回したと明らかにした。「除名にした判断に瑕疵(かし)はなかったが、その後の本人の貢献などを踏まえ一定の名誉回復をした」と述べた。復党や次期衆院選での公認の予定はないとも説明した。

下地氏は令和2年1月、日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、中国企業からの現金受領を認め、維新から除名処分を受けていた。

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