「イパネマの娘」が80歳に 年齢詐称も告白

エロイザ・ピニェイロさん(本人のインスタグラムから、共同)
エロイザ・ピニェイロさん(本人のインスタグラムから、共同)

ボサノバの名曲「イパネマの娘」のモデルだった女性エロイザ・ピニェイロさんが7日に80歳の誕生日を迎えたと、自身のインスタグラムに10日までに投稿した。ブラジルメディアによると、これまで年齢を低く詐称していたことも明らかにした。

「イパネマの娘」は1962年発表。リオデジャネイロのイパネマ海岸近くを10代後半だったピニェイロさんが通りかかり、音楽家の故アントニオ・カルロス・ジョビン氏と作詞家の故ビニシウス・モラエス氏が美しさに見とれたことをきっかけに作ったとされる。曲は世界的にヒットした。

ブラジルメディアによると、ピニェイロさんは曲のモデルとなったことで「自宅に多数のカメラマンが詰めかけ、海岸でビキニ姿での撮影を求められた」と語った。ジョビン氏に冗談交じりにプロポーズをされたこともあったが、66年にエンジニアの男性と結婚、3女1男の母になった。

年齢については「母に言われて」詐称していたという。(共同)

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