10月1日は「闘魂アントニオ猪木の日」 日本記念日協会が認定

お別れの会では、来場したファンらが次々とリング上に献花した=2023年3月7日、両国国技館(尾崎修二撮影)
お別れの会では、来場したファンらが次々とリング上に献花した=2023年3月7日、両国国技館(尾崎修二撮影)

昨年10月1日に79歳で死去した元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木さんの肖像権などを管理している「猪木元気工場」(IGF)は13日までに、一般社団法人の日本記念日協会から命日の10月1日を「闘魂アントニオ猪木の日」として認定されたことを明らかにした。

日本記念日協会によると、記念日は「『闘魂』を体現したアントニオ猪木氏を偲び、その功績・人物像・魅力などを後世に伝え、広めていくことが目的」とし、「日付はアントニオ猪木こと猪木寛至氏の命日(2022年10月1日)であり、『闘(10)魂Antonio I(1)noki』の語呂合わせから10月1日としたもの」としている。

現在もIGFのスタッフによって運営されているアントニオ猪木さんのツイッター公式アカウントも、「この記念日制定により、アントニオ猪木の功績を幅広く後世に継承されていくことを望んでおります」とツイートし、記念日に認定されたことを報告。リプライ(返信)には「しっかりと覚えておきます」「燃える闘魂は不滅」といった声が寄せられた。

猪木さんは令和2年7月に自身の交流サイト(SNS)で、難病の「心アミロイドーシス」(全身性アミロイドーシスが部分的に現れた症状)と闘病していることを公表していた。今年3月に東京・両国国技館で開催された「お別れの会」には、約7千人のファンらが参列した。(浅野英介)

お別れの会で猪木さん悼む 昨年死去「燃える闘魂」

猪木さんが闘った難病「全身性アミロイドーシス」

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