東京・千駄ケ谷の将棋会館、ヒューリックに売却へ

東京・千駄ケ谷の将棋会館の移転計画で、日本将棋連盟は25日、棋士らによる臨時総会を開き、現将棋会館を不動産大手のヒューリックに売却することを過半数の承認によって可決した。売却額について、同連盟は「公にできない」としている。

新しい将棋会館は現在の将棋会館近くで、同社が所有する土地に建て替える千駄ケ谷センタービル(地下1階、地上4階建て)の1階部分に移転。既に移転にかかる基本協定を締結しており、連盟創立100周年に当たる令和6年の移転を目指す。

同社はタイトル戦のヒューリック杯棋聖戦を特別協賛、女流タイトル戦のヒューリック杯白玲戦を主催している。

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