国連本部にガンジー胸像 インド独立の父

14日、米ニューヨークの国連本部の庭園に設置されたガンジー胸像の前に立つグテレス事務総長(右)とインドのジャイシャンカル外相(共同)
14日、米ニューヨークの国連本部の庭園に設置されたガンジー胸像の前に立つグテレス事務総長(右)とインドのジャイシャンカル外相(共同)

米ニューヨークの国連本部の庭園に、インド独立の父とされるマハトマ・ガンジーの胸像が設置され、14日に除幕式が開かれた。寄贈したインドのジャイシャンカル外相は「世界が紛争や人道危機に対処する中、ガンジーが目指した理想は平和と安定を保つ指針であるべきだ」とあいさつした。

ガンジーは非暴力不服従運動を通じ、1947年にインドを英国からの独立に導いた。

国連のグテレス事務総長は「ガンジーは、最も弱い立場の人々の生活を向上させたかどうかで社会が評価されると信じていた。現在の指導者たちにとって重要な教えだ」と述べ、胸像の寄贈に謝意を示した。(共同)

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