三段目を90枚目まで削減へ 力士数減少で

芝田山広報部長
芝田山広報部長

大相撲の三段目の枚数が東西100枚から90枚に削減されることが31日、決まった。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は報道陣の電話取材に応じ、力士数減少により番付編成を担う審判部の措置と説明。「人数のバランスが取れなくなってきた。(今後は)80枚くらいになる可能性もある。審判部が柔軟に対応する」と語った。

幕内、十両、幕下の次に位置する三段目は昭和58年11月に90枚から100枚目以内への変更が了解事項とされてきた。

これに伴い、日体大から二所ノ関部屋に入門する昨年全日本選手権8強の嘉陽快宗(22)は三段目90枚目格付け出しが31日の理事会で承認された。資格要件は同選手権、全国学生選手権、全日本実業団選手権、国体成年の4大会のいずれかで8強以上。

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