松本純氏の自民復党容認　神奈川県連

自民党神奈川県連は２８日の総務会で、新型コロナウイルス緊急事態宣言下の東京・銀座のクラブ訪問問題で離党した松本純元国家公安委員長の復党を認めた。県連は党本部が一方的に復党了承を決めた経緯を問題視し、手続きが止まっていた。

県連によると、松本氏の後援会などからも復党願が出されたことを踏まえ、２８日の総務会では「地元の声を尊重する」として、異論は出なかった。松本氏は麻生太郎党副総裁の側近。昨年の衆院選は神奈川１区から無所属で立候補し、落選していた。

土井隆典県連幹事長は１区の支部長選任に関しては「まっさらな状況」と記者団に述べた。