ケンタッキー、全米で代替肉チキン販売 健康と環境配慮で、期間限定

ケンタッキーフライドチキンの代替肉チキン(ロイター=共同)
ケンタッキーフライドチキンの代替肉チキン(ロイター=共同)

米ケンタッキーフライドチキン(KFC)は5日、植物由来の原料を使った「代替肉」のフライドチキンを10日から期間限定で、全米で発売すると発表した。代替肉大手のビヨンド・ミートと協業し、専用に開発された代替肉を使う。

米国では消費者の健康志向と環境保護への意識の高まりを受け、代替肉の需要が伸びている。KFCとビヨンド・ミートは2019年8月、ジョージア州アトランタで最初にテスト販売し、20年7月にもカリフォルニア州の50店舗以上で販売。好評だったため全米に拡大する。価格は税別6・99ドル(約810円)から。

米国では大手外食チェーンが代替肉の取り扱いを増やしている。バーガーキングは19年から代替肉パティを使ったハンバーガーを販売しており、スターバックスも20年6月に代替肉ソーセージを使った朝食用サンドイッチを投入した。

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