高市氏「敵基地の早期無力化を」 北ミサイルに懸念

黄川田仁志衆院議員に政策集を手渡して、支援を呼び掛ける高市早苗前総務相(右)=13日、国会内(代表撮影)
黄川田仁志衆院議員に政策集を手渡して、支援を呼び掛ける高市早苗前総務相(右)=13日、国会内(代表撮影)

自民党総裁選に立候補を表明している高市早苗前総務相は13日、北朝鮮の朝鮮中央通信が新型長距離巡航ミサイルの試験発射に成功したと報じたことについて「仮に1500キロ飛ぶというミサイルが的確に標的を捉えて成功したとなれば、東京まで射程に入り、日本にとって非常に大きな脅威だ」と懸念を示した。

高市氏はまた、「波状的に攻撃された場合、日本には全て迎撃する能力がない」と指摘した上で「敵基地をいかに早く無力化するかの競争になってくる」と強調。電磁波や衛星を利用した「敵基地の無力化」を可能とする法整備を急ぐべきだとの考えを示した。国会内で記者団に答えた。

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