美しい日本の憲法をつくる埼玉県民の会、改憲へ署名活動を展開

 憲法記念日に合わせて、「美しい日本の憲法をつくる埼玉県民の会」(松永光会長)が3日、さいたま市内で憲法改正に向けた1千万人署名活動を行った。JR大宮駅西口のデッキ上で、憲法への自衛隊の明記などを呼びかけた。

 県民の会運営委員の染谷高実さん(68)は「今は米国主導で世界を治める時代ではない。日本も自分自身で守る必要が出てきた。中国の覇権主義や北朝鮮の脅威がある中、自衛隊の存在が憲法で保障されなければならない」と訴えた。県民の会によると、県内では28万人の署名を目標としているが、すでに達成しているといい、上積みを目指している。

 また、この日は自民党の牧原秀樹衆院議員らが主催する憲法改正に向けた「憲法フォーラムinさいたま」がさいたま市内で開催され、約300人が集まった。

会員限定記事会員サービス詳細