北朝鮮がミサイル発射、日本上空を通過

 政府が29日午前6時すぎ、北朝鮮からミサイルが発射された模様だと発表した。警戒対象地域は北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、群馬、新潟、長野の各県。

 また、政府は午前6時14分ごろ、ミサイルがこれらの地域の上空を通過したと発表した。

 ミサイルは3つに分離し、北海道の襟裳岬の東方沖約1180キロメートルの太平洋上に落下したとしている。

 菅義偉官房長官は同日の緊急会見で「現時点で船舶などへの被害は確認されていない」と説明。「緊張感をもって必要な対応をしていく」と述べた。

 ミサイルは、北朝鮮の西岸地域から発射されたとみられる。

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