宝塚歌劇団

星組公演「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」初日開幕

【宝塚歌劇団】星組公演「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」初日開幕
【宝塚歌劇団】星組公演「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」初日開幕
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 宝塚歌劇団の星組トップ、紅(くれない)ゆずる主演「オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-」(脚本・演出、小柳奈穗子氏)が22日、大阪市北区の梅田芸術劇場メーンホールで開幕した。大ヒットしたボリウッド映画をもとにした宝塚初のマサラ・ミュージカル。何度もカーテンコールに応えた紅は、卓越した芝居心だけでなく、大阪人らしい達者な話術でも観客を魅了した。

 カーテンコール。この日客席で観劇した、原作の映画を手掛けたファラー・カーン監督は舞台上から紹介されると、立ち上がって投げキス。「宝塚版」への感動を全身で表現した。

 今作は、今年1月に東京で初演。紅と相手役、綺咲愛里(きさき・あいり)のプレお披露目公演で、今回はその再演となった。

 紅は「いつの時代も変わらないテーマをドラマチックに描いた作品。今回は出演者もがらりと変わり、新たな『オーム…』を作り上げました」とあいさつ。この大阪公演では、本編の最後に観客参加型の「アンコール・フィナーレ」を用意。客席の観客も一緒に踊りの振りや拍手をし、盛り上がりを見せた。

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