森友学園問題

籠池氏側が自民所属3議員に抗議書 「一民間人に対する人格攻撃」

衆院予算委員会の証人喚問で自民党の葉梨康弘氏の質問に答えるため挙手する籠池泰典氏=3月23日午後、国会・衆院第1委員室
衆院予算委員会の証人喚問で自民党の葉梨康弘氏の質問に答えるため挙手する籠池泰典氏=3月23日午後、国会・衆院第1委員室

 大阪市の学校法人「森友学園」をめぐる問題で、籠池(かごいけ)泰典氏の代理人弁護士が1日、籠池氏の証人喚問について、偽証の疑いがあるなどと発言した自民党所属の国会議員3人に対し、発言は名誉毀損(きそん)に当たるとして、ただちに撤回するよう申し入れる抗議書を送付したと明らかにした。

 抗議書は3月31日付で、3人は西村康稔・総裁特別補佐、西田昌司参院議員、葉梨康弘衆院議員。西村氏は28日の会見で、偽証罪での告発について「偽証が確定すれば考えたい」と前向きな考えを示していた。西田、葉梨両氏は同23日の証人喚問で籠池氏に直接質問していた。

 抗議書によると、籠池氏は自らの記憶に忠実に質問に答えていたとして、「偽証はしていない」と主張。西村議員らの発言については「公益を図る目的がなく、一民間人に対する人格攻撃」などと非難した。

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