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激震・朴政権 ゴマスリが裏目に? 韓国次期大統領有力候補、潘基文事務総長の支持率も下落

 「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事に出席した(右から)習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵大統領ら。左端が国連の潘基文事務総長=2015年9月3日、北京の天安門(共同)
 「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事に出席した(右から)習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵大統領ら。左端が国連の潘基文事務総長=2015年9月3日、北京の天安門(共同)

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)氏による国政介入疑惑を受け、次期大統領の最有力候補と目されていた国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の支持率が約1カ月前と比べて急落していることが分かった。韓国紙、中央日報(日本語電子版)などが報じた。朴氏に近い後継候補とのイメージが影響したためと分析されている。

 同紙は、世論調査会社、リアルメーターが10月31日に公開した週間調査(10月24〜28日)の結果を紹介。それによると、潘氏の支持率は20・9%、野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は20・3%だった。

 9月第4週時点の調査では、潘氏は26・8%、文前代表18・4%で、潘氏の支持率はこの1カ月の間に6・5ポイントも下落。対照的に文前代表は1・9ポイント上昇した。

 同紙は、与党セヌリ党の支持率も1カ月前の33・0%から25・7%へ下落したものの、同党内の非朴(朴槿恵)派候補の支持率には大きな変化がなかったことも指摘しており、朴氏や朴氏に近いとされる人物への国民の強い不信がうかがえる。

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