《覚醒剤を使用したなどとして、覚せい剤取締法違反(使用、所持、譲り受け)の罪に問われた元プロ野球選手、清原和博被告(48)の初公判。「間違いありません」と起訴内容を認めた清原被告が弁護人の間に着席すると、女性検察官が冒頭陳述を始めた》
検察官「検察官が立証しようとする事実は次の通りです」
《まず読み上げたのは、清原被告の「身上経歴」だ》
検察官「被告人は大阪府岸和田市内で出生。高校卒業後に西武ライオンズで稼働し、球団移籍などを経て平成20年に引退しました」
《犯行当時については「タレントなどとして活動していた」と述べた。検察官は家族構成にも言及する》
検察官「婚姻歴があり、子供をもうけるも離婚し、当時は単身生活していました」
《清原被告はモデルの亜希さん(47)と12年12月に結婚し、2人の息子がいるが、26年8月に離婚している》
検察官「遅くとも現役を引退した20年ごろから覚醒剤を使用するようになり、繰り返し使用していました」