来月から熊谷ラグビー場改修工事 完成は30年8月予定

 県は10日、2019(平成31)年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の会場となる県営熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)の改修工事を、6月から開始すると発表した。当初計画を変更して2万席から2万4千席に増席、完成は平成30年8月を予定している。

 県公園スタジアム課によると、改修事業費は124億200万円。現在のベンチ席、芝生席、立ち見席計2万4千席を全て個席に変更し、W杯開催時には仮設で6千席を増席する。バックスタンドを解体して新メーンスタンドを建設し、メーンスタンドをそのまま新バックスタンドに位置付ける。

 大会の開催都市に立候補した26年時点では2万席としていたが、建て替えが計画される秩父宮ラグビー場(東京都港区)の代替施設として利用が見込まれるため、席数を増やした。

 解体工事は9月末までで、順調に進めば29年1月に本体工事に着手する。

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