関空運営新会社「関西エアポート」設立 社長はオリックス内部から選出予定

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権売却先に決まっているオリックスとフランスの空港運営会社バンシ・エアポートなどでつくる企業連合が1日、空港運営に当たる特定目的会社を設立する。社名は「関西エアポート」。社長はオリックス内部から選ばれる予定。

 今月中旬にも新関西国際空港会社と運営権売却の正式契約を結ぶ。来年3月末に事業移管され、4月に運営をスタートさせる。

 関西エアポートの資本金は800億円で、オリックスとバンシが40%ずつを出資。残りの20%をパナソニックやダイキン工業など関西企業を中心とした30社が負担する。

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