チルドレン部門では初代V
浜松市で21日から開催しているゆるキャラ人気日本一決定戦「ゆるキャラグランプリ」は23日、最終順位の発表が行われ、深谷市のふっかちゃんは3位で「最後の挑戦」を終えた。
グランプリは事前のインターネット投票と3日間の来場者による決戦投票の合算数で順位を決定する。ふっかちゃんは初出場の23年から6位、5位、4位と着実に順位を上げ、昨年は準優勝。財政的な問題などから、今年を最後の挑戦と公言して臨み、昨年の約83万票を大きく上回る401万2474票を獲得したが、悲願達成はならなかった。
3位のアナウンスを受けて壇上に上がったふっかちゃんは、この日のために作製したタキシード姿で登場。体をばたつかせて悔しそうなそぶりを見せたものの、応援してくれたファンに感謝を込めて愛嬌(あいきょう)を振りまいていた。
一方、今年新設された子供たちの安全に寄与したキャラを表彰する「ゆるキャラforチルドレン」では初代グランプリに輝いた。深谷市では12月10日、グランプリ報告会を開催するという。