日本人初のエベレスト登頂 登山家の松浦輝夫氏死去 植村直己さんと一緒に

 冒険家の故植村直己さんと日本人で初めて世界最高峰のエベレスト登頂に成功した登山家の松浦輝夫さんが6日午後1時、白血病・肺炎のため大阪市東成区の病院で死去した。81歳。自宅は大阪市西区境川1の3の36の803。通夜は8日午後6時、葬儀・告別式は9日午後0時半、大阪市浪速区桜川2の2の28、ベルコシティホール桜川で。喪主は長男、太郎(たろう)氏。

 松浦氏は1970年5月11日、日本山岳会エベレスト登山隊の隊員として、植村さんとエベレスト登頂に成功した。81年には早稲田大K2登山隊を隊長として指揮し、世界2位の高峰K2登頂を成功させた。

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