「200%で体当たり」ファイアー大仁田厚氏が千葉・袖ケ浦市長選出馬に意欲 プロレス興行で同地訪れ「どうにかできないのか」

記者会見で袖ケ浦市長選への出馬に前向きな意向を表明した大仁田厚氏=1日、東京都港区
記者会見で袖ケ浦市長選への出馬に前向きな意向を表明した大仁田厚氏=1日、東京都港区

 プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(57)が1日、東京都内で記者会見を開き、任期満了に伴う千葉県袖ケ浦市長選(18日告示、25日投開票)への出馬を前向きに検討していることを明らかにした。会見では地元の支援者らと出馬についての協議が終わっていないことなどを理由に「正式な出馬表明はまだ」などと説明。その一方で、「中途半端な気持ちで袖ケ浦市に向かうつもりはない。200%で体当たりしていきたい」などと話し、8年ぶりの政界復帰に強い意欲をにじませた。

 「普段の記者会見とは違うので…。今日はご足労いただきありがとうございます。先日の報道について説明いたします」。会見の冒頭、リング上での豪快な姿とはかけ離れた神妙な表情で切り出した大仁田氏。9月末に一部スポーツ紙が大仁田氏が袖ケ浦市長選に出馬する意向を固めたと報じたことを受け、都内のプロレスイベント会社の一角に設置された会見場には、千葉県内で取材活動を担当する新聞各社の記者らやスポーツ紙の記者らが集まった。

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