所沢市長選に並木氏が出馬の意向

 任期満了に伴い10月18日に投開票される所沢市長選で、維新の党埼玉8区支部長で元衆院議員の並木正芳氏(66)が、無所属で立候補する意向を固めたことが27日、分かった。29日に開く後援会の会合で支援者に出馬の意思を報告する予定。

 並木氏は同市出身で所沢市議を3期、県議を2期務め、衆院議員に2期当選。環境大臣政務官、内閣府大臣政務官を歴任した。平成23年の前回市長選に立候補し落選している。

 並木氏は現職の藤本正人市長(53)について「市民の声に耳を貸さずトラブル続きだ」と批判。無所属での立候補については「市民連合のような形で臨み、地域の力を結集して市民の声が届く街にしたい」と述べた。

 同市長選には再選を目指す藤本氏と元市議の石井弘氏(63)、市川治彦氏(62)が出馬を表明している。

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