15年越しの夢 中国全土で家庭用ゲーム機「全面解禁」

 家庭向けヴィデオゲーム機の製造・販売を約15年間禁止してきた中国が、ついにすべての規制を取り払うことになった。ただし検閲は続く見込みだ。

「若者の身体および精神の発達に害を及ぼす可能性がある」という理由でゲーム機の製造・販売を約15年間禁止してきた中国が、ついにすべての規制を取り払うことになった。

『Wall Street Journal』(WSJ)紙は、中華人民共和国文化部がヴィデオゲーム機の製造・販売を全国で全面解禁すると伝えている

中国政府は2000年に、国内・海外製の家庭向けヴィデオゲーム機の製造・販売を禁止した。だがそれは中国本土だけの話で、香港、マカオ、台湾ではゲーム機を買うことができたため、「法的にグレーな製品」の巨大な輸入市場を活気づける結果となっていた。

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