スマホで盗撮の千葉県職員を処分 「スリル味わいたかった」

 千葉県は7日、駅構内で女性のスカート内を盗撮したとして書類送検され、不起訴処分になった県土整備部の副主幹級の男性職員(48)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 県によると、男性職員は出勤途中の昨年9月6日朝、JR千葉駅構内などのエスカレーターや階段で女性3人のスカート内をスマートフォンで盗撮したとしている。男性職員は、県の聞き取りに「ストレスがあり、盗撮のスリルを味わいたかった。1年前から盗撮をしていた」と説明。撮影した写真はすぐに削除していたという。

 また、県は窃盗(置引)の疑いで逮捕され、不起訴処分になった企業局管理部の男性主事(29)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にした。男性主事は昨年8月10日午前1時すぎ、JR津田沼駅南口デッキで、酔って寝ていた男性会社員のリュックサックを盗んだ疑いで現行犯逮捕された。男性主事は泥酔状態だったという。

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