ファミリーマート/販促物を半減し、店舗の労働時間削減
2017年06月05日 14:00 / 経営
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ファミリーマートは6月5日、新マーケティング戦略を発表した。商品、販促、広告、お店の4つの視点でマーケティング戦略を構築する施策で、それぞれで見直しを行う。
お店の視点では、今期中に販促物の削減に取り組み、現在の販促物を半減させる計画だ。
販促物を削減することで、これまで販促関連の店舗作業で2時間43分かかっていた作業時間を半減させる予定だ。
澤田社長は「労働力不足は日本全国ではじまっている。店舗のオペレーションを楽にする必要があり、改革推進室を設けた。改革推進室ではキャンペーンの数を減らす、効果のある販促物を作るという2つの視点で販促物の削減に取り組んでいる。オペレーションを簡素化して、スタッフが楽しく働ける環境を作ることが我々の役割だ」と語った。
これまでは膨大なキャンペーンがあり、キャンペーンごとに膨大な販促物の付け替え作業があり、店舗オペレーションの負担になっていた。
販促物も効果のある販促物と効果のない販促物が混在しており、これが販促物を増やす原因となっていたという。
澤田社長は「基本は販促物が無くても売れる状況だが、まだ、そこには至っていない。販促物の削減数は、かなり劇的な数字を狙っている」と語った。
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