障害児の出生率が増加傾向、年間100万人以上が誕生―中国

Record China    2007年9月21日(金) 14時23分

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19日、国家人口一人っ子政策委員会は、中国では30秒ごとに1人の障害児が生まれているとの統計を発表した。写真は西安市で行われた妊婦コンテストの参加者。お腹に北京五輪のマスコットキャラクターを描いている。

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2007年9月19日、国家人口一人っ子政策委員会は、四川省成都市で開催された障害児出産予防対策会議の席上、中国では30秒ごとに1人の障害児が生まれているとの統計を発表した。

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世界では毎年790万人もの障害児が誕生しており、全出産数の約6%を占めている。うち330万人が5歳までに死亡している。障害児の90%以上、そして障害児の死亡者数の95%は発展途上国に集中しているという。

中国でも近年障害児の出生率は上昇傾向にあり、年間80万から120万人が誕生している。累計では全世帯数の10%近い約3000万世帯が障害児の出産を経験したこととなる。

国家人口一人っ子政策委員会は1999年より「障害児出産予防プロジェクト」を開始、妊婦の健康促進、出産前診断などの対策普及に乗り出している。(翻訳・編集/KT)

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