レースレーティング（数値）を基準としてＩＲＰＡＣ（国際格付け番組企画諮問委員会）により決定されていた日本の平地重賞競走の国際グレード格付けについて、さらなる日本の国際化への取り組みにより、来年度からは他のパートＩ国と同じように、国際承認を得た「日本グレード格付け管理委員会」で格付けを行うことになった。第１回の管理委員会は３１日（金）に実施される。

●「日本グレード格付け管理委員会」の構成メンバー

＜合計７名の内訳＞
・ＪＲＡ代表　２名
・地方競馬全国協会（ＮＡＲ）代表　２名
・日本軽種馬協会代表　１名
・ＡＲＦ（アジア競馬連盟）日本代表国際格付番組企画諮問委員会委員　１名
・ＡＲＦ日本代表ワールドレーティング統括委員会委員　１名

※なお、今後は地方競馬のＪｐｎ格付けも「日本グレード格付け管理委員会」が行うことになったため、現行の「ダート競走格付け委員会」は解散となる。

●グレード格付けの条件
　（国際）競走であって、レースレーティング・本賞金額が格付け管理基準に定めた基準を満たしている競走。ただし、新設競走など過去２年間の施行実績がない競走についてはグレードが付与されない。

●グレード格付け表記
　「グレード格付けの条件」を満たし、委員会で格付けを承認された競走はグレード（ＧＩ、ＧＩＩ、ＧＩＩＩ）表記される。（国際）競走ではないものは、これまで通りＪｐｎ（Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩ）表記となる。

（ＪＲＡ発表による）

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