俳優の岡田将生と清原果耶がダブル主演を務める映画『１秒先の彼』（7月7日公開）の場面写真が解禁となった。先日惜しくも他界された笑福亭笑瓶さんが写真店店主として出演している場面や、岡田と清原が演じるハジメとレイカの子ども時代のシーンなど計4点ある。

【写真】その他の写真を見る

　同映画は、台湾映画『１秒先の彼女』（2020年）を、監督・山下敦弘、脚本・宮藤官九郎の初タッグでリメイク。京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ（岡田）と1秒遅いレイカ（清原）の“消えた1日”を巡るラブストーリー。

　笑瓶さんは、写真店の店主役のほかに、ハジメが聴いているラジオ番組のDJとして本人役で出演している。そして幼き日のハジメとレイカが病室にいるシーンがあることによって、ふたりが過去に出会っていたことが明らかになった。

　幼少期のハジメとレイカを演じるのは、柊木陽太と加藤柚凪。柊木はメインキャストとして出演する是枝裕和監督最新作『怪物』の公開が6月に控え、加藤は映画、ドラマ、CMに多数出演するなど、どちらも活躍目覚ましい人気子役だ。

　さらに、“消えた1日”の鍵を握るもう一人の登場人物であるバス運転手のミクルベ（荒川良々）とレイカが困惑した表情を浮かべる姿、真っ赤に日焼けし見覚えのない写真を手にするハジメの姿が切り取られている。

　あわせて、主題歌入り30秒予告も解禁。主題歌は、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIのikuraとしても活動する、シンガーソングライターの幾田りらが初めて映画のために書き下ろした「P.S.」。幾田ワールド全開の爽やかでドラマチックな楽曲が、ふたりに起きる奇跡を甘酸っぱく鮮やかに彩っていく。幾田は「麗華の育む思いやりでできた恋心は、まるで初夏の温かな風のようで、そんな優しくも凛とした強さを楽曲に込めたいと思いました」と楽曲の制作秘話を明かしている。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」